高齢者でもFX口座は開設できる?

高齢者

本記事はFXサプリ編集部が独自に制作しています。各FX業者や証券会社は、コンテンツ制作やおすすめ業者の選定に一切関与していません。【PR】本記事は広告を含みます。

 

年金や老後資金の資産運用として、FXを検討している高齢者の方もいることでしょう。

 

しかしながら、FX会社の口座開設には年齢条件があり、高齢者は年齢制限に引っかかる可能性があります。
以下は、各FX会社の年齢制限の一覧になります。

 

会社名

年齢条件 詳細
外為どっとコムのロゴ

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18歳〜80歳以下 詳細を見る
みんなのFXのロゴ

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18歳〜80歳未満 詳細を見る
LIGHT FXのロゴ

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18歳〜80歳未満 詳細を見る
SBI FXトレードのロゴ

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18歳〜80歳以下 詳細を見る
DMM FXのロゴ

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18歳〜75歳未満
(高校生は除く)
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ヒロセ通商のロゴ

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18歳〜75歳以下 詳細を見る
GMO外貨のロゴ

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18歳〜80歳未満 詳細を見る
GMOクリック証券のロゴ

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18歳〜80歳以下 詳細を見る
FXTFのロゴ

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20歳〜75歳以下 詳細を見る
マネーパートナーズのロゴ

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20歳〜75歳未満 詳細を見る
FXブロードネットのロゴ

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18歳以上 詳細を見る
JFXのロゴ

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18歳〜74歳以下 詳細を見る
外為オンラインのロゴ

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18歳以上 詳細を見る

※調査日:2023年5月23日

参照:各FX会社の規約や申込み受付基準またはQ&Aを参照しています。各FX会社の参照ページは以下の通りです。
外為どっとコム / みんなのFX / LIGHT FX / SBI FXトレード / DMM FX / ヒロセ通商 / GMO外貨 / GMOクリック証券 / FXTF / マネーパートナーズ / FXブロードネット / JFX / 外為オンライン

 

 

高齢者でも75歳未満であればほとんどのFX会社で口座開設は可能となり、80歳であっても一部のFX会社では口座開設ができます。
反対に、80歳を超える高齢者の方は、国内のFX会社で口座開設するのは難しいでしょう。

 

また、FX会社で口座開設をするには、年齢制限以外にも以下のような条件があります。

 

  • FXのリスク・商品の性格・仕組みについて十分理解している。
  • 自己の判断と責任によりFX取引を行うことができる。
  • パソコンまたはスマートフォンを単独で操作できる。
  • インターネットを通してFX取引・管理が行える。

 

FXは主にインターネットで取引をするので、パソコンあるいはスマートフォンに関する基礎知識が必要になります。
専門的な知識までは必要ないので、普段からパソコンやスマートフォンを利用している高齢者の方であれば問題はないでしょう。

 

高齢者がFX会社を選ぶ際の注意点

注意点を説く神様

 

高齢者がFXを始めるならどのようなFX会社が最適なのか?思わぬところで失敗しないためにも、高齢者がFX会社を選ぶ際の注意点について見ていきましょう。

 

また、章の後半には高齢者の方におすすめのFX会社をランキングでご紹介します。

 

 

操作ミスにご注意!

高齢者の方がFX取引を行う上で最も注意しておきたいのは、パソコンやスマートフォンの操作ミスによる誤発注です。
FXは基本的にインターネット取引となるため、発注や決済、口座管理などは全て自身でインターネット上で行います。

 

「1,000ドル取引するつもりが操作を誤って1万ドルで注文してしまった。」
そのようなミスが起こった場合であっても、インターネット取引のFXでは全て自己責任です。

 

操作ミスは高齢者に限らず誰にでも起こりうることです。
高齢者の方ができるだけそのようなリスクを減らすためには、文字が大きく操作が分かりやすい取引ツールを使うことです。

 

FX会社の取引ツールの中には、文字が小さく老眼の高齢者の方には見づらいものもあります。
高齢者の方には文字が大きく分かりやすく、ある程度シンプルな画面のFX会社をおすすめします。

 

 

24時間サポートのFX会社を選ぶ

コールセンター

 

高齢者の方でも特にFXの経験が少ない方や初心者の方であれば、FX会社のサポートは非常に重要です。
FX会社によっては17時までしか電話が繋がらないこともありますが、FX市場が活発になり多くのトレーダーが参戦するのは夜間です。

 

FXのゴールデンタイムとも言える18時〜24時頃に電話サポートが受けられないのは、高齢者に限らず多くのトレーダーにとって不安要素となります。
操作方法が分からない場合やトラブルに備えて、24時間体制で電話応対をしているFX会社を選ぶのが良いでしょう。

 

また、FX会社によっては定期的に高齢者に連絡をして、FXに関する理解状況の確認を行っています。

 

 

セキュリティと安全性

 

FX会社のセキュリティ

 

老後資金などまとまったお金をFXで運用する高齢者の方には、セキュリティが盤石で安全性の高いFX会社をおすすめします。

 

FXはインターネットを介した取引となるため、セキュリティが整っているかは非常に重要なポイントです。
ハッカーによる攻撃や自然災害にも備えて、セキュリティが強固なFX会社を選ぶことは、結果として資産を守ることにつながります。

 

大切なお金を預け入れることも考えて、セキュリティが強いFX会社を選ぶことをおすすめします。

 

 

まずは少額から取引を

各FX会社には最低取引単位が定められています。
最低取引単位が少ないFX会社であれば、まずは少額からFXを始めてみて、慣れてきたら徐々に取引量を増やすといったことができます。

 

まずは1万円程度でFXを試してみたいという高齢者の方は、最低取引単位が少ないFX会社を選びましょう。

 

反対に、はじめから10万円以上の資金を運用することを考えている高齢者の方であれば、特に最低取引単位にこだわる必要はないでしょう。

 

 

高齢者におすすめのFX会社ランキング

LIGHT FX

 

LIGHT FX公式サイト

 

特徴と評価ポイント
  • 初心者にも使いやすい取引ツール
  • スワップポイントが高い
  • 業界最狭水準のスプレッド
  • カンタンに使える分析ツール

 

トレイダース証券のFXサービス「LIGHT FX」は、取引画面やスマホアプリがシンプルで見やすいことから、高齢者にも人気のあるFX会社です。
取引画面に表示される情報をシンプルにまとめたことで、文字が大きく見やすい画面になっています。
コールセンターは24時間対応。少額からの取引も可能なため、FXが初めての高齢者には特におすすめしたいFX会社です。

 

 

 

外為どっとコム

 

外為どっとコム公式サイト

 

特徴と評価ポイント
  • スキルアップを目指せるFX会社
  • 業界最狭水準のスプレッド
  • 高評価のサポート窓口
  • 1万通貨を1回取引で2,000円キャッシュバック

 

外為どっとコムはセミナーやニュース配信など、投資の判断材料となる情報提供が豊富なことで人気のあるFX会社です。
セミナーはオンラインの動画セミナーだけでなく、会場で開催されるセミナーもあります。

 

FXについて勉強したい高齢者や、トレードのスキルアップを目指す高齢者にとっては、外為どっとコムほど環境が整っているFX会社はないでしょう。

 

また外為どっとコムでは、HDI格付け調査「Webサポート/問合せ窓口(電話)部門」で最高評価の三ッ星を獲得(2019年-2021年)しています。

 

顧客サポートにおいて第三者機関から高い評価を獲得しており、高齢者にも利用しやすいFX会社です。

 

 

 

DMM FX

 

DMM FX公式サイト

 

特徴と評価ポイント
  • 取引ツールが使いやすいと評判
  • 安心のセキュリティ
  • 安定した最狭水準スプレッド
  • 口座開設申込から1時間後に取引開始!
  • 口座開設で最大20万円キャッシュバック!

 

大手IT企業のグループ会社DMM FX。取引ツールやスマートフォンアプリの開発は専門分野となっています。
高齢者でも見やすい画面構成で、直感的に使える便利な取引ツールは高く評価されています。

 

また、超大手IT企業のグループ会社ということから、セキュリティやサーバーの強さには安心感があります。
退職金や老後資金など多額の資金を運用する高齢者の方であれば、セキュリティの強いFX会社を選ぶことをおすすめします。

 

サポートはもちろん24時間対応。電話やメールに加えてLINEでの問い合わせも可能です。

 

 

 

FXはなぜ株取引よりも年齢制限が厳しいのか?

FXの口座開設ができる年齢は概ね18歳〜80歳ということになります。
一方で、現物株式や投資信託の取引には年齢の上限を設けていない証券会社がいくつかあります。

 

なぜ株や投資信託はOKで、FXはダメなのか?それは、FXではレバレッジをかけることで実際の資金よりも大きなお金を運用できるからです。

レバレッジとは?

レバレッジとはテコのことで、実際の資金よりも大きなお金を運用できる仕組みのことです。例えば10万円の資金を例に考えてみると、10倍のレバレッジをかけることで100万円の資金が運用ができるようになります。

FXではレバレッジをきかせて元本以上の取引を行うことができます。
元本以上の資金を運用することで、大きなリターンを見込める一方で、大きな損失を被る可能性もあります。
現物株式や投資信託と比較するとハイリスクハイリターンの取引となることから、FXではある程度年齢制限が設けられています。

 

とは言え、レバレッジは取引方法にによってコントロールすることができるので、実際にはリスクを抑えたFX取引と言うのも可能です。
入金額を増やしたり、取引量をある程度少なく抑えることで、リスクを抑えた取引ができるというのもFXの特徴です。

 

FXが初めてという高齢者の方であれば、まずはレバレッジを低く抑えたリスクの少ない取引から初めて、ある程度為替相場に慣れてきたら大きなリターンを見込んでレバレッジを上げていくと良いでしょう。

 

 

この記事の監修者

監修者の水上紀行


水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト

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