外為オンラインで口座開設する前に知っておくべき欠点とは?
FX会社としては老舗にあたる外為オンラインですが、利用する前に知っておくべきデメリットがいくつかあります。外為オンラインのデメリットや欠点について、以下に解説していきます。
スプレッドが広い
外為オンラインのデメリットとしてまず知っておきたいのが、他社と比較してスプレッドが広いことです。
例えばドル円の場合、多くのFX会社では0.2〜0.3銭としていますが、外為オンラインでは1.0銭になります。
中長期のトレードが主体であればスプレッドはそれほど大きなデメリットにはなりませんが、注文回数の多いデイトレーダーにとっては痛いデメリットとなります。
サポート時間が短い
外為オンラインのデメリットの一つに、電話サポートの対応時間が短いことが上げられます。
電話受付時間は平日の9時〜17時まで、それ以外の時間は対応時間外となっています。
また、外為オンラインの問い合わせ方法は電話とメールのみ、他のFX会社と比較すると選択肢は限られます。
多くのFX会社では電話とメールに加えて、チャットで問い合わせることも可能となっています。
また、DMM FXのように、最近ではLINEで24時間問い合わせることができるFX会社もあります。
FX初心者のうちは、注文方法やテクニカル指標の見方など、何かと利用することも多い電話サポートですが、外為オンラインの電話サポートはやや利用しづらい印象です。
動作が重い取引ツール
外為オンラインの取引ツールは少し動作が重く、スペックの低いPCやスマホを使っていると反応が遅く感じることがあります。
ユーザーの通信環境やデバイスによっては、ツールが重いためにチャートやレートが瞬間的にフリーズすることもあります。
数秒間チャートが固まったり、ツールが一瞬反応しなくなるような経験をしたユーザーは少なからずいます。
特にチャートは瞬間的にフリーズしやすいため、チャートとレートに小さなズレが生じることもあります。
お使いのPCやスマホが古いものではなく、通信環境も整っていればそれほど問題にはならないでしょう。
外為オンラインのメリットとは?
外為オンラインには上記のような欠点がありますが、反対に外為オンラインで口座をつくるメリットもあります。
外為オンラインで口座開設する人はどのような点で選ぶのか、次は外為オンラインの強みについて解説していきます。
全国で開催されるセミナー
外為オンラインでは口座開設者向けの無料セミナーが非常に豊富で、取引方法などを教える初心者向けのセミナーから、FX上級者を対象にした為替分析セミナーまで頻繁に開催しています。
これらのセミナーを無料で受講できるというだけでも、外為オンラインで口座開設しておく価値は十分にあります。
本格的なファンダメンタルズやテクニカルを体系的に学ぶことができるセミナーもあり、FXトレーダーの良い評判を集めています。
さらに、多くのFX会社では東京や大阪でしかセミナーを開催しませんが、外為オンラインでは札幌、仙台、福岡などでも開催しているのも強みとなっています。
大規模なセミナーになると、新潟や長野、広島などの地方都市で開催されることもあります。
また、平日の夜間に開催しているセミナーもあり、仕事帰りにしかセミナーに通えない忙しいサラリーマンからも評判です。
自動で売買を繰り返すiサイクル2取引
外為オンラインのiサイクル2取引とは、設定した範囲内で安く買って高く売るを繰り返す「リピート型自動注文」の一種です。
一回の取引の利益は小さくなりますが、何度も売買を繰り返すことで利益を積み上げていく手法です。
一定の価格帯の中で上げ下げを繰り返すようなレンジ相場に強い自動注文となります。
iサイクル2取引を利用するには、はじめに3つの設定をする必要があります。
売買が発生する価格帯と、投入する資産、買いor売りの3点です。
あとは外為オンラインのシステムが自動計算して、最適な注文を表示してくれます。
注文の設定が一旦完了すると、システムがトレンドを自動で見極めてくれるので、自動的に売買の転換点を判断して変更してくれます。
また、外為オンラインによるシュミレーションで、高い利益を出している注文内容をランキング形式でリスト表示してくれます。
それらを選択するだけでもiサイクル2取引を始められるので、初心者にも利用しやすい自動売買となっています。
同価格帯で上げ下げを繰り返すレンジ相場に強い注文方法なので、レンジ相場対策として外為オンラインで口座を持っておくのも良いでしょう。
ただし、iサイクル2取引を利用するには、1万通貨あたり片道200円の手数料がかかります。
定期的に手数料の割引キャンペーンをやっているので、キャンペーン期間中に試してみるのも良いでしょう。
初心者でも使いやすいシンプルな取引ツール
外為オンラインの取引ツールは、他のFX会社と比較してシンプルと言われています。
FX会社によっては取引ツールが複雑で難しく感じることもありますが、外為オンラインの取引ツールは初心者でも使いやすくなっています。
FX初心者や、投資経験が浅くチャートを見慣れていない方であれば、簡単に操作できる外為オンラインから試してみるのもおすすめです。
\今なら新規口座開設で最大15万円キャッシュバック/
外為オンラインのスプレッド
以下の表は外為オンラインのスプレッド、及び18社中に占める外為オンラインの順位を示したものになります。
調査対象のFX会社はメジャーなFX会社と評判が良いFX会社を選出して18社としました。
外為オンラインのデメリットでも解説したように、スプレッドは全体的に広めの設定となっています。
許容範囲内なのでスイングトレードには問題ありませんが、デイトレードやスキャルピングには不向きなFX会社と言えます。
通貨ペア | スプレッド | 順位 |
---|---|---|
![]() 米ドル円 |
1.0銭 | 17位 |
![]() ユーロ円 |
2.0銭 | 17位 |
![]() ポンド円 |
4.0銭 | 17位 |
![]() 豪ドル円 |
3.0銭 | 17位 |
![]() ユーロドル |
1.0銭 | 17位 |
![]() 南アランド円 |
15.0銭 | 16位 |
![]() トルコリラ円 |
6.0銭 | 8位 |
![]() メキシコペソ円 |
1.0銭 | 13位 |
※スプレッド調査日:2021/1/5
※現在コロナウイルスの感染拡大に伴い、スプレッドが不安定な状態が続いております。正確なスプレッドに関しては外為オンライン公式サイトにてご確認ください。
外為オンラインのスワップポイント
以下の表は外為オンラインのスワップポイント、及び18社中に占める外為オンラインの順位を示したものになります。
通貨ペア | スワップ | 順位 |
---|---|---|
![]() 米ドル円 |
5円 | 9位 |
![]() ユーロ円 |
-30円 | 11位 |
![]() ポンド円 |
0円 | 17位 |
![]() 豪ドル円 |
0円 | 13位 |
![]() 南アランド円 |
100円 | 1位 |
![]() トルコリラ円 |
20円 | 3位 |
![]() メキシコペソ円 |
50円 | 7位 |
※2021年1月14日時点での最新スワップポイント
外為オンラインの会社概要
株式会社外為オンラインの設立は2003年、創業当初は株式会社新日本通商という商号でした。
親会社のISホールディングスは、外為オンライン以外にもライブスター証券やひまわり証券なども運営しています。
投資信託のひふみ投信を運営するのもISホールディングスで、金融関連の企業としては有名です。
通貨ペア | 26通貨ペア |
---|---|
最低取引通貨単位 | 1,000通貨単位 |
クイック入金 | 11行 |
決済前のスワップ引出し | ○ |
自動売買 | ○ |
スキャルピング | △ |
デモトレード | ○ |
信託保全 | ○ |
自己資本規制比率 | 814.1% |
外為オンラインの総評
外為オンラインは欠点もそれなりにあるFX会社ですが、iサイクル2取引はFX初心者にも使いやすく、評判も良い自動取引ツールとなっています。
会場セミナーに力を入れていて、地方都市で開催されることもあるので、サブ口座として開設しておく価値はあるでしょう。