楽天FXで口座開設する前に知っておくべき欠点とは?

楽天FX公式サイト

 

大手ネット証券の"楽天証券"が運営する楽天FXですが、利用する前には知っておくべきデメリットがいくつかあります。
楽天FXのデメリットや欠点について、以下に解説していきます。

 

 

スプレッドが広がりやすい

楽天FXの最大の弱点とも言えるのは、不安定で広がりやすいスプレッドです。

 

楽天FXのスプレッドは、米ドル円で0.3銭と固定時はそれなりに狭い設定となっています。

 

しかし大きなニュースが入ったタイミングや経済指標の発表時には、不安定にスプレッドが広がりやすくなっています。

 

過去に大きな為替変動があった際には、スプレッドが8円や15円まで広がった記録があります。

 

2016年のドル円安値の時には、他のFX会社が99円を記録している中、スプレッドが大きく広がった楽天FXだけは97円台前半を付けました。

 

他のFX会社であれば出なかった損失が、楽天FXの顧客にだけ出たことになります。

 

為替相場が大きく動くタイミングに楽天FXでトレードをするのは大きなリスクが伴うので、楽天FXは比較的相場が安定している時にだけ利用することをおすすめします。

 

 

 

過去にシステム障害あり

楽天FXを提供する楽天証券では、2005年〜2009年にかけて三度のシステム障害によるサーバーダウンを起こし、金融庁より行政処分を受けています。

 

システム管理体制が不十分なまま営業を行い、大規模なシステム障害により顧客に損失を与えたことで、金融庁より業務改善命令と業務停止命令を受けました。

 

さらに2016年には、配信レートを管理するシステムに不具合があり、レートを誤発信するという事態をおこしました。

 

最近でも、ログイン出来なかった、ロスカットが作動しなかったなどの口コミを聞いており、システムには不安が残るFX会社と言わざるをえません。

 

楽天のネームバリューで安心する人も多いでしょうが、安全性を求めるのであれば楽天FXは候補にはならないでしょう。

 

 

 

チャートの反応が遅い

各FX会社が提供するチャートは、随時レートを反映しながら更新されています。

 

楽天FXのチャートに関しては、他のFX会社が配信しているチャートに比べて更新がやや遅くなることがあります。

 

他のFX会社のチャートと同タイミングで見比べてみると、楽天FXのチャート更新はわずかに遅れることがあります。

 

チャートの反応が遅くなるのは稀なことですが、スキャルピングやデイトレードには楽天FXのチャートを使わないことをおすすめします。

 

 

 

約定時に滑りやすい

"滑る"とは、相場が激しく乱高下するタイミングにおいて、注文した価格から相場が動いて異なる価格で注文成立してしまうことを言います。

 

さらに相場が激しく動いているタイミングでは注文が弾かれてしまい、約定が拒否されることもあります。

 

狭いスプレッドを謳っていても、いざ決済のタイミングで狙った価格で約定できないのであれば、スプレッドが広いのと同じです。

 

上級FXトレーダーの中には、スプレッドが狭いよりも約定力が強いFX会社を選ぶ人もたくさんいます。

 

 

 

タブレット専用の取引ツールがない

多くのFX会社では、PC、タブレット、スマホそれぞれに、専用の取引ツールを提供しています。

 

しかし楽天FXのタブレット取引ツールは、スマホより取引画面を大きくしただけのものになるので、スクリーンの大きさが活かされていません。

 

スキャルピングやデイトレードでは、取引ツールの選択一つで勝敗が決まることもあります。

 

主にタブレットでFXをするのであれば、タブレット専用ツールを提供しているFX会社をおすすめします。

 

 

 

楽天FXのメリットとは?

楽天FXには上記のような欠点がありますが、反対に楽天FXで口座をつくるメリットもあります。
楽天FXで口座開設する人はどのような点で選ぶのか、次は楽天FXの強みについて解説していきます。

 

 

 

楽天スーパーポイントが貯まる

 

楽天スーパーポイント

 

楽天FXでは、取引に応じて楽天スーパーポイントが貯まります。

 

ただし、ポイントの還元率はそれほど高くはなく、10万通貨ごとに1ポイント=1円となっています。

 

YJFXでは1万通貨ごとにTポイントが1ポイント貯まるので、還元率は楽天FXの10倍と言うことになります。

 

楽天FXのポイント還元はそれほど貯まりやすいわけではないので、あまり期待はしない方が良いでしょう。

 

また、MT4で取引した分は楽天スーパーポイントの対象外です。

 

 

 

MT4が使える

 

メタトレーダー4のロゴ

 

FXは日本に限らず世界中の投資家たちが参入している市場になりますが、世界中で最も多く利用されているFX取引ツールはMT4です。

 

MT4はロシアのメタクオーツ・ソフトウェア社が開発したFX取引ツールです。

 

最大の特徴は豊富なテクニカル指標で、高度なテクニカル分析を行うトレーダーにとっては手放せないツールとなっています。

 

カスタマイズの自由度も高く、外部サイトからテクニカル指標を入手して表示させることもできます。

 

自動売買のプログラムを作ることも可能で、多くのプロトレーダーがMT4を愛用しています。

 

日本のFX会社でMT4が使えるところは限られますが、楽天FXはそのうちの一社となっています。

 

ただし、MT4を使いこなすにはある程度の知識やFXの経験が必要で、初心者のうちはMT4を使うには難しく感じるでしょう。

 

また、MT4は提供しているFX会社によって機能が異なりますが、MT4の評判が良いのはFXトレード・フィナンシャルです。

 

 

 

楽天銀行にリアルタイム出金

楽天FXは楽天証券が提供するFX取引サービスなので、当然ながら他の楽天系サービスとの相性は抜群です。

 

楽天銀行の口座をお持ちであれば、楽天FXからリアルタイムで出金することが可能です。

 

FX口座にリアルタイムで入金できるのは一般的ですが、出金までリアルタイムにできるFX口座はほとんどありません。

 

また、楽天銀行の口座をお持ちであれば、楽天FXの口座開設の手続きが早いのもメリットの一つです。

 

 

 

投資信託や株取引ができる

楽天FXを提供する楽天証券では、株や投資信託からゴールドに至るまで、様々な金融商品を取り扱っています。

 

FXだけではなく、他の金融商品にも幅広く投資したいということなら、楽天証券で一元管理できるので便利です。

 

 

 

楽天FXのスプレッドとスワップ

FX口座をどこで開設するのかを選ぶ時には、スプレッドとスワップは非常に重要なポイントとなります。

 

短期間のトレードであればスプレッドは収益に大きく影響してきますし、長期間のトレードならスワップはもちろん重要です。

 

楽天FXのスプレッドは、全通貨ペアにおいてまずまずの設定となっています。

 

しかしスプレッドを比べる際には、ホームページで公開されている固定スプレッドだけではなく、スプレッドがどの程度広がるのかも考えておくことが大切です。

 

楽天FXはデメリットの項目でも解説したように、スプレッドが非常に不安定で広がりやすくなっています。

 

各FX会社のスプレッドを比較する上では、以下の2点も必ずチェックしておきましょう。

 

  • スプレッドが広がる確率
  • 約定力

 

重要な経済指標が発表されたタイミングは為替相場が大きく乱れ、結果としてスプレッドが通常よりも広くなります。

 

ホームページ上では狭いスプレッドを謳っていても、頻繁にスプレッドが大きく広がるFX会社では手数料が余分にかかります。

 

また、為替相場が荒れているタイミングでは、注文を出した瞬間に価格が変動してしまい、自分が意図していない価格で約定してしまうことがあります。

 

狙った価格で約定できなくては、いくらスプレッドが狭くても意味がありません。

 

FX会社の手数料を比較する上では、提示スプレッド+乖離する確率+約定力の3点を比較することが大切です。

 

 

 

楽天FXの会社概要

楽天FXは、楽天株式会社のグループ会社である楽天証券が運営する外国為替証拠金取引サービスです。

 

大手ネット証券の楽天証券では、株式や投資信託など、あらゆる投資商品を取り扱っています。

 

なお、楽天FXのサービスがスタートしたのは、2008年5月からとなっています。

 

通貨ペア 26通貨ペア
最低取引通貨単位 1,000通貨単位
クイック入金 12行
決済前のスワップ引出し
シストレ MT4のみ可
デモトレード
信託保全
自己資本規制比率 394.7%

 

 

楽天FXの総評

楽天FXには、楽天スーパーポイントの加算や楽天銀行との連携など、他のFX会社には真似できないメリットがあります。

 

しかしその一方で、数度のシステム障害を起こし、顧客に大きな損失を与えた過去もあります。

 

他にもスプレッドが広がりやすいことや約定力が弱いことなど、致命的なデメリットが多いことを考えると、メインのFX口座として使うにはリスクが大きいと言わざるを得ません。

 


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