超短期トレードを始めよう!特徴ややり方まで解説

スキャルピングをする青年

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本格的に超短期トレードを始める前に、超短期トレードのメリットやデメリット、トレードする上でのポイントなどはしっかりと理解できていますか?
ここでは、数分から数時間で決済する超短期トレードについて解説します。

 

トレードのコツや注意点についても触れていますので、実際にトレードに入る前にはぜひ参考にしてみてください。

 


FXサプリ編集部

 

超短期トレードはリスクを限定しやすいことからも、編集部員の中でも人気のあるトレードスタイルです。基礎知識を学んだらまずは少額からチャレンジしてみましょう!


 

 

 

FXの超短期トレードではどのくらい稼げる?

超短期トレードに挑戦しようかどうか迷っている方の中には、超短期トレードではいったいどのくらい稼げるのかが気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

超短期トレードは数分から数時間で取引を終えるので、通貨ペアにもよりますが10pips〜100pipsほどの利幅を狙って取引します。

pips(ピップス)とは?

各通貨に共通して使用する最小単位です。FXでは単位の異なる通貨を取引するので、共通の単位としてpipsが使われています。米ドル円であれば1pip=1銭となります。

それでは、10pips〜100pipsの利幅ならいったいいくら稼げるのかというと、それは取引数量により異なります。

 

仮に米ドル円の取引で20pips(20銭)獲得した場合であれば、取引数量ごとの利益は以下のようになります。

 

取引数量 利益
10万通貨 20,000円
1万通貨 2,000円
1千通貨 200円
1通貨 0.2円


このように、超短期トレードでいくら稼げるのかは、取引数量によって大きな差があります。

 

利幅にすると20pipsと控えめですが、取引数量を増やせば利益も大きく増えることになります。

 

ただし、利益が大きくなるということは、同様に損失も大きくなるということです。
リスクの許容範囲をしっかりと検討した上で、運用資金とのバランスの取れた取引数量でトレードを進めるようにしましょう。

 

 

FXの超短期トレードのメリット

メリット

FXのトレードスタイルは様々ですが、それらの中でも超短期トレードが優れている点について解説していきます。

 

マイナススワップの負担がない

超短期トレードは長くても数時間でポジションを決済します。

 

ポジションを翌日まで持ち越すことがないので、マイナススワップの影響を受けません。

 

マイナススワップが大きい通貨ペアでも気にすることなくトレードに入れるのはメリットと言えます。

ポジションとは?

通貨を買っている状態、または売っている状態を「ポジションを持つ」「ポジションを保有する」といいます。

 

オンとオフを切り替えやすい

超短期トレードは1日の中で一定時間のトレードを行い、トレードを終える際には全てのポジションを決済してしまいます。

 

ポジションを保有した状態では取引画面やチャートを閉じないので、オンとオフの切り替えがしやすいというメリットがあります。

 

一方で、スイングトレードと呼ばれる数日〜数週間の間隔で取引するトレードスタイルは、ポジションを保有したまま仕事に行ったり、食事や睡眠をとったりします。

 

ポジションの損益が気になってしまい、日常生活に影響が出るという人もいます。

 

 

短期間に多くの場数を踏める

FXでは新規注文から決済までを行い、一連の取引を振り返ることで経験値を積むことができます。

 

数日間ポジションを保有するスイングトレードに比べて、1日の中で何回も取引を行う超短期トレードは圧倒的に取引回数が多くなります。

 

これにより、短期間に多くの経験値を積むことができ、早期のスキルアップを目指すことができます。

 

 

フラッシュクラッシュを避けやすい

フラッシュクラッシュとは、為替相場が瞬間的に急落することを言います。

 

ポジション保有時間が短い超短期トレードは、フラッシュクラッシュに遭遇する確率が他のトレードスタイルに比べて低いのが特徴です。

 

予期せぬ急騰急落を避けるためにも、重要経済指標発表時や重要人物の会見時はポジションを持たないようにしておくと良いでしょう。

 

 

FXの超短期トレードのデメリット

メリット

実際にトレードを始める前には、超短期トレードのデメリットについても理解しておきましょう。

 

チャートから目を離せない

超短期トレードは狭い値幅で利益を狙うので、常にパソコン画面に張り付いた状態で取引することになります。

 

値動きが大きい局面になると、トイレや来客で離れるのも難しいこともあります。

 

目を離せない年齢のお子さんがいる方にも、超短期トレードはおすすめできません。

 

 

スプレッドコストがかさむ

超短期トレードは1日に何度も売買することで利益を積み重ねます。

 

取引する度にスプレッドコストがかかるので、中長期のトレードスタイルに比べるとスプレッドの影響が大きくなります。

 

 

スワップポイントの恩恵がない

超短期トレードにはマイナススワップの負担がないというメリットがありますが、裏を返すとスワップ収益がないというデメリットにもなります。

 

スプレッドが広い高金利通貨ペアでトレードをすると、デメリットだけが残ることになります。

 

 

テクニカルを学ぶ必要がある

超短期トレードでは多くのトレーダーがテクニカル分析をもとに取引します。

 

これまでファンダメンタルズだけでトレードしていた人も、超短期トレードを始めるならテクニカル分析を学ぶことをおすすめします。

 

トレードスタイルを変える際には、相場分析の方法も見直す必要があります。

 

 

FXの超短期トレードに必要なもの

これからFXの超短期トレードを始めようと考えている方は、以下のものが必要になります。
実際にトレードを始める前には以下の5つが揃っていることを確認しましょう。

 

  • ノートパソコン以上のモニター
  • 安定した高速ネット回線
  • 毎回同じ時間帯に取引できる環境
  • 取引機会を狙い続ける集中力
  • 感情に流されない機械的判断力

 

ノートパソコン以上のモニター

正確なチャート分析でシグナルやチャートパターンを見つけるためには、ある程度のサイズのモニターが必須です。

 

縦長の小さなスマホ画面では、チャートの見え方は大きく異なります。

 

最低限13インチ以上のノートパソコンでチャートを見るようにしましょう。

 

 

安定した高速ネット回線

ネット回線の速度が遅いと、「買」や「売」をクリックしてから約定するまでに時間がかかってしまうことがあります。

 

約定に時間がかかると、意図せぬ価格で約定する、つまりスリッページする可能性があります。

 

超短期トレードでは小さな値動きの中で利益を狙うので、スリッページはできる限り避けたいところです。

 

また、ネットが遅いとチャートの更新が遅れる可能性もあります。短い時間足で値動きを追うトレードスタイルでは、チャートはできる限りリアルタイムで表示させたいところです。

 

 

毎回同じ時間帯に取引できる環境

為替の値動きは時間帯によって特徴があります。

 

変動値幅や通貨の強弱など、時間帯の特徴を掴むことは勝率アップにつながります。

 

毎回決まった時間帯にトレードすることで、値動きの特徴を掴みやすくなります。

 

 

取引機会を狙い続ける集中力

レートが動きづらいじれったい相場では、ついついスマホを触ってしまったり、考え事をしてしまうことも…。

 

そのようなタイミングに限ってチャンスが訪れて、取引機会を逃してしまうこともあります。

 

どのような局面でもチャートから目を離さずに、集中力を保ち続けることが大切です。

 

超短期トレードでは一瞬の素早い判断や注文操作が必要になることもあります。

 

 

感情に流されない機械的判断力

トレードの際には感情に左右されず、分析に基づく根拠にのみ従って判断することが大切です。

 

想定外の損失を出した時にも感情的にならずに、冷静かつ論理的に損切りできる強いメンタルが求められます。

 

また、反対に利益が大きく伸びた時にでも、冷静に局面を見て、欲に惑わされずに機械的に判断することが大切です。

 

超短期トレードで利用するFX会社の選び方

選び方を教える神様

 

国内には数十社ものFX会社が存在しますが、超短期トレードをするならどのFX会社で口座開設するのが良いのでしょうか。FX会社の選び方について解説します。

 

スプレッドが狭い

超短期トレードは1日に何回も取引を繰り返すので、スプレッドが狭いFX会社を選ぶ必要があります。

 

1回の取引でかかるコストは僅かでも、何十回と売買を繰り返すとコストは次第に膨らんでいきます。

 

例えば米ドル円を1万通貨取引する場合、スプレッドが0.2銭と0.3銭では以下のような差になります。

 

取引回数 0.2銭 0.3銭
1回 20円 30円
10回 200円 300円
50回 1,000円 1,500円


おおよその取引回数とスプレッドコストを計算に入れた上でFX会社を選ぶようにしましょう。

 

 

注文ツールが使いやすい

値動きが激しい時間帯になると、わずか5分の間に100pips動くこともあります。

 

瞬間的にエントリーや決済ができるように、素早い注文操作ができるツールを選ぶようにしましょう。

 

超短期トレードではパソコンとスマホを兼用するトレーダーも多いので、スマホアプリの機能性も要チェックです。

 

 

チャートの性能が良い

超短期トレードでは、確度の高いチャート分析が武器になります。

 

チャートの視認性や操作性はもちろんのこと、表示できる時間足やテクニカル指標、描画ツールなどもチェックしておきましょう。

 

 

超短期トレードにおすすめFX会社3選

おすすめを紹介する神様

 

先述の選び方を踏まえた上で、おすすめのFX会社を3つ紹介します。

 

GMOクリック証券

 

GMOクリック証券公式サイト

 

大手IT企業をグループ会社に持つGMOクリック証券では、高機能のチャートツールを提供しています。
テクニカル指標38種類、描画ツール25種類を搭載しており、様々な分析に対応可能です。

 

また、スプレッドは業界最狭水準なので取引回数が多い方にもおすすめです。

 

口座数は100万口座を突破し、初心者から専業のFXトレーダーまで幅広く支持されています。

 

GMOクリック証券サービス概要
米ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円
0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.5銭
ユーロドル 南アランド円 メキシコペソ円 スワップ
0.3pips 0.9銭 0.2銭
取引単位 通貨ペア 初心者 電話
1,000通貨 20種類 月曜8:00〜金曜17:00
口座開設 取引手数料 デモ取引 特典
無料 無料 新規FX口座開設+取引で最大55万円キャッシュバック

※スプレッドは原則固定(例外あり)

 

 

 

ヒロセ通商

 

ヒロセ通商公式サイト

 

ヒロセ通商の強みは約定スピードです。
注文ボタンをクリックしてから約定するまでの時間差が少ないので、スリッページが起こりにくく超短期トレードに適しています。

 

特に狭い値幅を狙うようなトレードスタイルや、数秒〜数分間隔でトレードする方におすすめです。

 

また、ヒロセ通商でもGMOクリック証券と同程度のスプレッドで取引ができます。

 

ヒロセ通商サービス概要
米ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円
0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.5銭
ユーロドル 南アランド円 メキシコペソ円 スワップ
0.3pips 0.8銭 0.2銭
取引単位 通貨ペア 初心者 電話
1,000通貨 54種類 24時間
口座開設 取引手数料 デモ取引 キャンペーン
無料 無料 口座開設で最大5万円

※スプレッドは原則固定(例外あり)

 

 

 

松井証券

 

松井証券公式サイト

 

大手ネット証券の松井証券では、1通貨からFXトレードを始めることができます。

 

限りなく少額の資金から始められるので、まずは少額資金で超短期トレードを練習してみたい方におすすめです。

 

トレードに慣れて勝率が上がってきたら、少しづつ取引量を増やしていくと良いでしょう。

 

松井証券サービス概要
米ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円
0.2銭 0.4銭 0.6銭 0.4銭
ユーロドル 南アランド円 メキシコペソ円 スワップ
0.3pips 0.4銭 0.1銭
取引単位 通貨ペア 初心者 電話
1通貨 20種類 7:00〜24:00
口座開設 取引手数料 デモ取引 キャンペーン
無料 無料 不可 口座開設で最大100万円

※スプレッドは原則固定(例外あり)数量上限以内の成行(ストリーミング)注文の場合

 

 

 

超短期トレードのやり方とポイント

超短期トレードを実際に行うには、新規注文を出してポジションを持ったら、数分から数時間で決済します。

 

やり方は非常にシンプルですが、効率良く超短期トレードで勝つためにはどのようなことに注意を払えば良いのでしょうか。

 

超短期トレードを始める前に知っておきたいポイントについて4つ解説します。

 

 

損失確定の判断を渋らない

損切りを渋って大きな損失を出してしまったというのは、超短期トレードのみならずFXではよくある失敗例です。

 

取引回数の多い超短期トレードでは、常に勝ち続けることはできません。

 

取り返せないほどのダメージを負う前に、想定内の損失で抑えることが大切です。

 

エントリーする時には、どの価格まで逆行したら損切りするのかを決めておいて、エントリーと同時に損切りを入れておきましょう。

 

 

スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ

取引回数が多くなる超短期トレードでは、スプレッドが狭い通貨ペアで取引するのが鉄則です。

 

さらに、ある程度は値動きの大きい通貨ペアの方が稼ぎやすいでしょう。

 

超短期トレードにはじめて挑戦する方であれば、米ドル円から試してみることをおすすめします。

 

 

市場参加者の多い時間帯を選ぶ

市場参加者の少ない時間帯はスプレッドが広がりやすく、レートの動きが鈍くなるので狭い値幅で稼ぐのには適していません。

 

ある程度の値動きがあり、なおかつスプレッドが安定している時間帯にトレードすることが大切です。

 

具体的には、9時半〜11時または20時〜24時ごろにトレードするのがおすすめです。

 

ただし、スプレッドが大きく広がる可能性のある重要経済指標発表時は避けるのが無難です。

 

 

取引する際の根拠は2つ以上

テクニカルのシグナルやチャートパターンなど、2つ以上の根拠がある場合のみトレードに入るようにしましょう。

 

根拠が1つのみではダマシにあう可能性もあります。
2つ以上のシグナルが出ているタイミングを狙い、無闇にエントリーしすぎないことが大切です。

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