スキャルピングとは、数秒〜数分の短い時間で繰り返し売買を行い、少額の利益を積み重ねていく取引手法です。

 

一回の取引で得られる利益は少なくなりますが、同時に損失も最小限に抑えることができる取引手法です。

 

しかしながら、スキャルピングはFX会社のシステムに負担がかかることなどを理由に、多くのFX会社では禁止または制限しています。

 

マネーパートナーズでスキャルピングを行うと、口座凍結となったり、強制解約となる可能性はあるのでしょうか。

 

マネーパートナーズの取引規約をもとに、マネーパートナーズのスキャルピング可否について解説していきます。

 

 

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FX会社8選へ

 

短時間で注文を繰り返すと取引停止？

マネーパートナーズのスキャルピング可否については、取引約款に該当する事項の記載があります。

 

マネーパートナーズの外国為替証拠金取引約款には以下のような記載があるので、スキャルピングを検討している方は注意が必要です。

第29条 取引の制限、停止

マネーパートナーズは、第12条第1項、第2項各号いずれかの事由に該当する可能性があるとマネーパートナーズが判断した場合、第27条第1項各号に該当する可能性があるとマネーパートナーズが判断した場合または以下の事項に該当するなど不適切な取引であるとマネーパートナーズが判断した場合、お客様の新規の取引を制限または停止することができる。
�C短時間で注文を繰り返すなど、当社の価格形成に影響を及ぼし他のお客様の不利益に繋がる行為やカバー取引に支障をきたす行為

参照：マネーパートナーズ 外国為替証拠金取引約款

スキャルピング禁止との記載はありませんが、短時間で注文を繰り返す行為に対しては、取引制限や停止の措置を取られる可能性があります。

 

マネーパートナーズの過去の事例から判断するなら、秒単位のスキャルピングであればスキャルピング公認のFX会社を利用することをおすすめします。

 

スキャルピングにおすすめFX会社8選

 

 

マネーパートナーズへの問合わせに対する回答は？

マネーパートナーズの取引約款には「スキャルピング禁止」と明記されているわけではありませんが、短時間で注文を繰り返すと取引制限や停止となる可能性があります。

 

マネーパートナーズの問い合わせフォームからスキャルピング可否について問い合わせてみると、以下の回答を得ることができます。

 

お問い合わせいただいた件につきまして、当社では取引約款第29条に記載しておりますとおり、新規・決済に関係なく短時間で注文を繰り返すなど、当社の価格形成に影響を及ぼし他のお客様の不利益に繋がる行為やカバー取引に支障をきたす恐れがあると判断された場合、事前通告なくお客様の新規取引を制限させていただく場合がございます。

なお、申し訳ございませんが、具体的な注文間隔についてはご案内しておりません。

 

スキャルピングを行うなどしてマネーパートナーズの正常な業務執行に支障をきたした場合には、事前通告なく取引を制限される可能性があります。

 

全てのスキャルピングが取引制限の対象となるわけではありませんが、秒単位で取引を繰り返すいわゆる「秒スキャ」は禁止されていると考えておきましょう。

 

なお、マネーパートナーズからの回答にもあるように、具体的な注文間隔については教えてもらうことはできません。

 

 

スキャルピング公認のFX会社はココ！

マネーパートナーズではスキャルピングが公認されていません。

 

スキャルピングを行うのであれば、口座凍結や取引制限のないスキャルピング公認のFX業者を利用することをおすすめします。

 

以下に、スキャルピングにおすすめのFX業者についてご紹介します。

 

 

ヒロセ通商

 

 

 

ヒロセ通商はスキャルピングを公認しているだけではなく、スキャルピングにおいて重要と言われる約定力の強いFX会社です。
約定力とは、トレーダーの意図する価格で注文成立する強さを意味します。

 

インターネット上で取引をするFXでは、クリック注文した価格から為替レートが動いて、異なる価格で注文成立してしまうことがあります。

 

このように、注文した価格と約定価格にズレが生じず、狙った価格とタイミングで注文成立する強さを約定力と言います。

 

狭い値幅で利益を上げるスキャルピングでは、狙った通りの価格で取引ができる約定力が重要になります。

 

また、ヒロセ通商の取引ツールは、毎月ペースでバージョンアップが行われており、様々な便利機能が追加されています。

 

機能性が非常に高く、細かいカスタマイズにも対応しているので、スキャルピングに最適な取引ツールと言えます。

 

チャートにはスキャルピングに便利な10秒足を搭載。秒足チャートが使えるFX会社は希少です。

 

過去の取引分析ツールも優れていて、利益率の高い通貨ペアが一目で分かるので、今後の取引に活かすことができます。

 

米ドル円	ユーロ円	ポンド円	豪ドル円
0.2銭	0.4銭	0.9銭	0.5銭
ユーロドル	南アランド円	メキシコペソ円	スワップ
0.3pips	0.8銭	0.2銭	◎
取引単位	通貨ペア	初心者	電話
1,000通貨	54種類	○	24時間
口座開設	取引手数料	デモ取引	キャンペーン
無料	無料	可	口座開設で最大5万円

※スプレッドは原則固定（例外あり）

 

 

 

 

GMOクリック証券

 

 

 

GMOクリック証券はスキャルピングを公認しているFX会社ではありませんが、スキャルピングを禁止行為としているわけでもなく、基本的にはスキャルピング可能です。

 

高い人気を誇るFX会社で、たくさんの専業トレーダーに選ばれています。

 

人気の理由の一つとなっているのは、高機能チャートやスマホアプリなど、取引ツールのスペックや使いやすさです。

 

素早い操作や判断が求められるスキャルピングでは、ツール選びも重要です。

 

また、自然災害やサーバー攻撃に備えて、システムの強いFX会社で口座を持っておくのも良いでしょう。

 

米ドル円	ユーロ円	ポンド円	豪ドル円
0.2銭	0.4銭	0.9銭	0.5銭
ユーロドル	南アランド円	メキシコペソ円	スワップ
0.3pips	0.9銭	0.2銭	◎
取引単位	通貨ペア	初心者	電話
1,000通貨	20種類	◎	月曜8:00〜金曜17:00
口座開設	取引手数料	デモ取引	特典
無料	無料	可	新規FX口座開設+取引で最大55万円キャッシュバック

※スプレッドは原則固定(例外あり)

 

 

 

 

JFX

 

 

 

ヒロセ通商の子会社であるJFXも、ヒロセ通商同様にスキャルピング公認のFX会社です。

 

秒単位のスキャルピングや連打注文も禁止していないので、スキャルピングにおすすめのFX口座の一つです。

 

また、JFXは一日の取引量に制限がないので、取引量や取引回数の多い大口トレーダーにおすすめです。

 

約定スピードはヒロセ通商と同等クラスで、スリッページが少なく狙った価格で約定しやすいのでスキャルピングに適しています。

 

米ドル円	ユーロ円	ポンド円	豪ドル円
0.2銭	0.4銭	0.9銭	0.5銭
ユーロドル	南アランド円	メキシコペソ円	スワップ
0.3pips	0.8銭	0.2銭	○
取引単位	通貨ペア	初心者	電話
1,000通貨	41種類	○	8:00〜20:00
口座開設	取引手数料	デモ取引	キャンペーン
無料	無料	可	口座開設で最大10万円

※スプレッドは原則固定（例外あり）

 

 

 

スキャルピングが制限されるのはナゼ？

マネーパートナーズに限らず、多くのFX会社ではスキャルピングを禁止または制限していますが、スキャルピングはなぜ制限されているのでしょうか。

 

スキャルピングが制限される二つの理由について解説していきます。

 

 

取引システムに負荷がかかるから

スキャルピングはFX会社の注文処理システムに大きな負荷をかけます。

 

多くの顧客がスキャルピングを行うと、短時間に膨大な量の注文が発生します。

 

膨大な量の注文が集中することでシステムに負荷がかかると、顧客の注文処理に時間がかかってしまったり、サーバーダウンする可能性も考えられます。

 

マネーパートナーズやいくつかのFX会社では、顧客に安定した取引環境を提供するために、スキャルピングを禁止または制限しています。

 

 

カバー取引に支障をきたすから

FX会社では、顧客から受けた注文と同じ注文を金融機関に出すことで、為替変動リスクを回避しています。これをカバー取引と言います。

 

 

顧客からの注文を受けたままでいると、FX会社が為替変動リスクを負うことになるため、リスクヘッジとして銀行や証券会社に取引を流します。

 

ところが、スキャルピングによって短時間の間に膨大な注文が出されると、カバー取引が追いつかなくなる可能性があります。

 

カバー取引への影響を防ぐことを目的として、極端に頻繁なスキャルピングや、取引量の多いスキャルピングに対しては、取引制限や禁止の措置を取っています。

 

反対に言うと、カバー取引に影響を及ぼすほどのスキャルピングでなければ、FX会社は黙認することも考えられます。

スキャルピングにおすすめ
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