インヴァスト証券のくりっく365でFX口座を開設する前に知っておくべき欠点とは?

インヴァスト証券くりっく365公式サイト

 

インヴァスト証券では、店頭FXの他にも取引所FXの「くりっく365」も取り扱っています。

 

しかしFXトレーダーの中には、インヴァスト証券のくりっく365ではなく他社のくりっく365を利用する人もたくさんいます。

 

インヴァスト証券のくりっく365が選ばれない理由とは?

 

 

インヴァスト証券のくりっく365は手数料あり

インヴァスト証券のくりっく365では、1枚あたり片道330円の手数料がかかります。

 

くりっく365でのFXでは、手数料が必要となるFX会社はたくさんあります。

 

しかし中にはGMOクリック証券のように、くりっく365であっても手数料がかからないFX会社もあります。

 

多くのFX会社が取引手数料を無料化している中、今の時代に手数料がかかると言うのは大きなデメリットです。

 

 

スプレッドが広い

インヴァスト証券のくりっく365は手数料がかかることに加えて、スプレッドも広い設定となっています。

 

ただし、くりっく365のスプレッドの広さは、インヴァスト証券に限らず全てのFX会社に言えることです。

 

くりっく365のスプレッドは、どのFX会社であっても同じ設定になります。

 

しかし、スプレッドが狭い店頭FX業者と比較すると、インヴァスト証券のくりっく365はやはりスプレッドが広いと言わざるを得ません。

 

スキャルピングやデイトレードを中心に行うトレーダーには、くりっく365はおすすめできません。

 

 

くりっく365の取引は1万通貨単位から

くりっく365でのFX取引は、FX会社に関係なく基本的に1万通貨単位からとなっています。

 

最低取引通貨単位が1万通貨単位ということは、米ドルで考えるなら1万ドルから取引が可能ということです。

 

例えば、米ドル円の為替レートが1ドル=100円の時であれば、最低でも4万円の投資資金が必要となります。

 

くりっく365以外の店頭FXであれば、1,000通貨単位から取引できるFX会社はたくさんあります。

 

初心者の方で少額からFXを始めたいということであれば、くりっく365ではなく店頭FXを選択することをおすすめします。

 

 

未決済建玉のスワップ引き出し不可

インヴァスト証券を含む全てのFX会社のくりっく365において、未決済ポジションのスワップポイントのみを出金することはできません。

 

スワップポイントを受け取るには、建玉を一旦決済してしまう必要があります。

 

ただし、決済前のスワップ引き出しができないのはくりっく365に限ってのことで、インヴァスト証券の店頭FX口座のトライオートFXでは可能です。

 

 

入金は土日不可

FX口座への入金は、24時間365日利用可能なクイック入金が常識となりつつあります。

 

インヴァスト証券のくりっく365のクイック入金については、土曜AM6:00〜月曜AM6:10(サマータイム期間中は土曜AM5:00〜月曜AM6:10)の間は利用不可となっています。

 

土日はFX取引ができないことを考えると大きなデメリットとは言えませんが、他社と比較してインヴァスト証券くりっく365の不便な点と言えるでしょう。

 

 

 

インヴァスト証券くりっく365の強みとは?

FXトレーダーの中には、インヴァスト証券のくりっく365をメインのFX口座としている方もいます。

 

インヴァスト証券のくりっく365には、他のFX口座にはない強みや特徴があります。

 

続いて、インヴァスト証券くりっく365が他のFX口座に優るメリットについて解説していきます。

 

 

豊富な通貨ペア

 

インヴァスト証券くりっく365の取り扱い通貨ペア

 

インヴァスト証券のくりっく365は25通貨ペアに対応していて、トルコリラや南アフリカランドも取り扱っています。

 

同じくインヴァスト証券の店頭FXであるトライオートFXでは、20通貨ペアの取り扱いとなります。

 

マイナー通貨ペアの取引をしたい方であれば、トライオートFXよりもくりっく365の方が適しているでしょう。

 

 

選択できるレバレッジ

インヴァスト証券のくりっく365では、新規注文の際にレバレッジを選択することができます。

 

レバレッジコースは1倍、5倍、10倍、25倍の4種類です。

 

リスクを最小限に抑えたレバレッジ1倍の取引から、ハイリスクハイリターンの25倍にまで対応しています。

 

なお、国内のFX会社は金融庁の規制により、最大レバレッジは25倍までと決められているため、レバレッジ25倍を超える取引はできません。

 

 

スワップポイントが売り買いで同じ

スワップポイントは買いよりも売りの方が高く設定されているのが一般的です。

 

例えば、米ドル円の買いポジションのスワップが+10なら、売りポジションの場合は-12といったように、マイナスの数値の方が大きいのが普通です。

 

その点、インヴァスト証券を含む全てのFX会社のくりっく365においては、買いと売りのスワップポイントが同額に設定されています。

 

両建てした場合であっても、スワップ分でマイナスになることがありません。

 

とは言え、最近はみんなのFXをはじめとして、店頭FXの中にも買いスワップと売りスワップが同等のFX会社が出てきています。

 

 

 

 

インヴァスト証券くりっく365の取引ツール

インヴァスト証券くりっく365で利用できる取引ツールは4種類、パソコン用の取引ツール2種類に加えて、スマホアプリとモバイル専用取引ツールとなります。

 

ブラウザ版

 

インヴァスト証券くりっく365のブラウザ版取引ツール

 

Internet ExplorerやGoogle Chromeなどのブラウザを使って、ネット上で利用するPC取引ツールです。

 

リッチクライアント版に比べてシンプルなデザインなので、FX初心者におすすめの取引ツールとなっています。

 

 

リッチクライアント版

 

インヴァスト証券くりっく365のリッチクライアント版

 

インヴァスト証券公式サイトからソフトをダウンロード、パソコンにインストールして使うタイプの取引ツールです。

 

豊富なテクニカル指標に加えて、チャート上から発注ができるなど、中上級者向けの取引ツールとなっています。

 

レイアウトを自由にカスタマイズできるので、ある程度FX経験のあるトレーダーにおすすめです。

 

 

スマホアプリ

 

インヴァスト証券くりっく365のスマホアプリ

 

iPhoneとAndroidの両方に対応しています。

 

 

くりっく365に関するQ&A

よくある質問

手数料はかかりますか?

1枚あたり片道330円の手数料がかかります。ただし、月間取引枚数が1,000枚以上であれば88円、3,000枚以上であれば無料となります。

取引時間は何時から何時までですか?

くりっく365のお取引時間は、通貨ペアや曜日によって異なります。詳しくはインヴァスト証券くりっく365の取引概要ページをご参照ください。

 

通貨ペア 25通貨ペア
最低取引通貨単位 1万通貨単位
ロスカット 有効比率80%以下
クイック入金 7行
自動売買 ×
デモトレード ×
自己資本規制比率 730.8%



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この記事の監修者

監修者の水上紀行


水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
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