OANDA JAPANの評判は?メリット・デメリットを解説
本記事はFXサプリ編集部が独自に制作しています。各FX業者や証券会社はコンテンツ制作に一切関与していません。【PR】本記事は広告を含みます。
他のFX会社とは一線を画す独自のサービスを展開するOANDA JAPANはアメリカのFX会社です。
こちらのページでは、OANDA JAPANでFX口座を開設する前に知っておきたいメリットやデメリット、サービスの特徴などについて徹底解説していきます。
口座開設手数料 | 無料 |
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取引手数料 | 無料 |
取扱通貨ペア | 68種類 |
最低取引単位 | 1通貨 |
レバレッジ | 最大25倍 |
自動売買 | ○ |
デモトレード | ○ |
水上 紀行
バーニャ マーケット フォーカスト代表
1978年三和銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。著書はこちら
Twitter:@mizukamistaff
ブログ:Banya Market Forecast オフィシャルサイト
メルマガ:水上紀行FXマーケットフォーカスト
OANDA JAPANのデメリットと注意点
多彩なツールや情報提供により、プロトレーダーも利用するOANDA JAPAN。
しかしながら、OANDA JAPANでFX口座を開設する前には、確認しておきたいデメリットがいくつかあります。
外資系企業のFX用語
OANDAはアメリカのFX会社で、世界各所にオフィスを構えています。
OANDAのFX口座には英語表記の部分があったり、国内のFX会社とは用語が違っていたりします。
今まで国内のFX会社で慣れていた方であれば、初めのうちは少し使いづらいかもしれません。
しかしながら、FXなら米国企業が最もサービスが良くスペックも高いという口コミも多く、アメリカのFX会社をメインに使うプロの投資家はたくさんいます。
外資系のFX会社は慣れが必要な部分もありますが、一旦慣れると国内のFX会社とは違ったメリットを見つけることができます。
コールセンターのオペレーターは外国人?
全てのオペレーターに当てはまるわけではありませんが、OANDAのコールセンターでは日本語を話す外国人が対応することもあります。
FX会社に限らず外資系企業のコールセンターにはよくあることですが、細かい日本語のニュアンスが伝わらずに困った経験がある方も少なくはないでしょう。
特にFXのような投資に関しては、日本語で対応してもらえる方が安心できます。
ある程度FXの知識や経験が豊富で、コールセンターに問い合わせるようなことがほとんど無い方であれば特に問題はないでしょう。
初回入金に最低入金額あり
OANDAでは、初回入金の際に最低入金額の制限が設けられています。
OANDAで口座開設した取引コースによって初回の最低入金額は異なり、ベーシックコースおよび東京サーバーは10万円、プロコースは20万円となります。
つまり、OANDAでFX取引をするには最低でも10万円は用意する必要があります。
国内のFX会社においては、初回入金額に制限が無いところがほとんどなので、10万円以上というのはOANDAのデメリットの一つと言えます。
とは言え、あくまでも初回入金額の制限であって、リスクを抑えて少額で取引を始めることは可能です。
OANDA JAPANのメリットと特徴
OANDAには上記のようなデメリットがありますが、反対にOANDAでFX口座をつくるメリットもあります。
OANDAのFX口座が選ばれるのはナゼなのか、次はOANDAの強みについて解説していきます。
1通貨単位からFXができる
OANDAの最低取引通貨単位は1通貨単位です。
国内のFX会社のほとんどは1,000通貨単位か1万通貨単位になるので、OANDAは最小限のリスクでFXを始められるFX口座と言えます。
最低取引単位が1万通貨の場合、最低でも数万円の資金が必要になります。
OANDAの最低取引単位は1通貨となっているので、たった10円あればFX取引ができます。
リスクを最小限に抑えた取引や、取引ツールの練習ができるのも、OANDAの1通貨取引のメリットです。
OANDAは約定力が強い
約定力とは、トレーダーが注文を出した価格で約定する強さのことです。
インターネットを介して取引を行うFXでは、クリック注文した価格から為替レートが動いて異なる価格で注文成立してしまうことがあります。
また、注文が殺到するタイミングなどになると、注文が成立せずに約定拒否となることもあります。
狭いスプレッドを謳っていても、いざ決済のタイミングで狙った価格で約定できないのであれば、スプレッドが広いのと同じことです。
OANDAは約定力が強いFX会社としても評判です。
FX会社を選ぶ上では、スプレッドだけではなく約定力も含めて選ぶことが大切です。
圧倒的多数の68通貨ペア
国内のFX会社では、取り扱い通貨ペアは20〜30通貨ペアというのが一般的です。
取り扱い通貨ペアが多いヒロセ通商では54通貨ペアを取引できますが、OANDAではさらに多い68通貨ペアを取引可能です。
特に、ドルストレートなどの外貨同士の通貨ペアが非常に豊富なので、取引したいマイナー通貨ペアがあるならOANDAで探してみると良いかもしれません。
OANDAはMT4が使える
FXは日本に限らず世界中の投資家たちが参入している市場になりますが、世界中で利用されているFX取引ツールの一つがMT4です。
MT4とは、ロシアのメタクオーツ・ソフトウェア社が開発したFX取引ツールです。
OANDAのMT4には50種類以上のテクニカル指標が標準装備されていて、さらに外部サイトからテクニカル指標を入手して導入することもできます。
日本のFX会社でMT4が使えるところは限られますが、MT4を基準にFX会社を選ぶトレーダーもいるほど人気のあるツールです。
また、MT4が使えるFX会社ではスプレッドが広いことが多くなりますが、OANDAはMT4が使える上にスプレッドが狭いことでも評判です。
MT4以外においても、OANDA独自の取引ツールである「fx Trade」も非常に高スペックのツールとなっています。
80種類以上のインジケーターを搭載していて、描画ツールも50種類以上と自由自在なチャート分析が可能です。
高度なテクニカル分析をもとに取引をするトレーダーであれば、一度はOANDAを試してみることをおすすめします。
世界中の投資家の動向が分かる
OANDAにはオーダーブックという機能があり、OANDA顧客が保有している未決済ポジションと未執行注文を確認することができます。
世界中のFXトレーダーの板情報(売買比率)が確認できるのはOANDAの強みの一つです。
板情報が見れるFX会社は国内にもありますが、国内のFX会社の板情報は主に日本人トレーダーのものです。
一方で、世界中に顧客を持つOANDAであれば、世界中の投資家たちの注文やポジション状況を把握することができます。
外貨同士の通貨ペアは海外の投資家によって取引されることが多いので、ドルストレートなどを取引することが多いトレーダーにはOANDAのオーダーブックが好評です。
世界中の投資家の売買比率が確認できるFX会社は少ないので、OANDAで口座開設するメリットの一つと言えます。
チャート自動分析のオートチャーティスト
OANDA JAPANでは、チャートパターンを自動的に検出したり、ターゲット価格や予想レンジを通知してくれる便利なツール「オートチャーティスト」を提供しています。
ダブルトップやペナントなど16種類のチャートパターンを自動判別してくれるので、チャート分析にかかる時間を大幅に削減することができます。
OANDAでは多数の通貨ペアを取り扱っているので、数多くの通貨ペアの中から取引チャンスの通貨ペアを見つけることができます。
オートチャーティストはMT4のインジケーターとして利用できるので、OANDAの便利なツールの一つと言えます。
OANDA JAPANの口コミ・評判
クラウドソーシングを利用して、OANDA JAPANに関するレビューを募集しました。
OANDA JAPANを実際に利用してみた感想について回答を頂きました。
※口コミの募集にはクラウドソーシングサービスのランサーズを利用しています。
※ご紹介している口コミは、口コミを提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスについていかなる保証をするものでもありません。
約定スピードをアピールしているだけあって、スキャルピングに最適なスペックのFX口座です。スプレッドは国内業者の店頭FXには劣りますが、NDD方式を採用している海外業者と比べると狭い方です。スリッページもほとんど起こらないので、スキャルパーにはおすすめです。(30代|FX歴6年)
MT4とTradingViewに加えて、オートチャーティストも使える希少なFX会社です。さらにMT5の提供もスタートしており、ツールの充実度では右に出るものはないでしょう。オリジナルのインジケータも配布しているので、MT4ユーザーであれば試してみる価値アリです。(20代|FX歴3年)
オアンダでは独自性の高いツールを数多く提供しています。中でも重宝しているのが、顧客の注文状況が一目で確認できるオーダーブックです。口座開設なしでもみることはできますが、会員であればさらに細かい分析に対応できます。スプレッドやスワップポイントなど、実際の取引に関しては可もなく不可もなくと言ったところですが、ツールは活用するのがよさそうです。ある程度経験がある方に適したFX会社なので、初心者の方は使いこなすまでに時間がかかるでしょう。(40代|FX歴5年)
1通貨単位から取引ができるなど、尖ったサービスを提供するFX会社です。外資系なので画面の構成とかは国内企業とは違いがありますが、慣れると使いやすいです。約定までにかかる時間も短く、ストレスフリーで取引ができます。ただ、やっぱりコールセンターの対応は外資系よりも国内企業の方が丁寧で良いですね。(40代|FX歴10年)
OANDA JAPANのスプレッド
OANDA JAPANのスプレッドは取引コースによって異なります。ベーシックコースでは以下のスプレッドで取引ができます。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
米ドル円 |
0.4銭 |
ユーロ円 |
0.7銭 |
ポンド円 |
1.4銭 |
豪ドル円 |
1.0銭 |
ユーロドル |
0.5pips |
南アランド円 |
1.3銭 |
※スプレッド調査日:2024/8/12
※原則固定(例外あり)
※正確なスプレッドに関してはOANDA公式サイトにてご確認ください。
OANDAのスワップポイント
OANDAのスワップポイントは取引コースによって異なりますが、「東京サーバーコース」では他のFX会社と比較しても高水準のスワップポイントを付与しています。
ただし、OANDAのスワップポイントは日によって変動が大きいので、OANDA公式サイトにて確認することをおすすめします。
OANDA JAPANの会社概要
OANDAはサンフランシスコに拠点を持つFX会社で、コンピューター工学の教授と、計量経済学の研究会社の代表が共同で設立したFX会社です。
OANDA JAPANはその日本法人となっていて、2004年に設立されています。
東京以外にも、シンガポールやカナダ、イギリス、オーストラリアなど世界中にOANDAは進出しています。
会社名 | OANDA証券株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町10階 |
電話番号 | 0120-923-213 |
設立日 | 2004年11月8日 |
資本金 | 4億6500万円 |
自己資本規制比率 | 395.6% |
OANDAの総評
OANDAは外資系日本法人のFX会社になるため、慣れるまでは使いづらいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし業界最狭水準のスプレッドでMT4が使えることや、世界中の投資家の動向が分かるオーダーブックを使えることを考えると、サブのFX口座として持っておく価値は十分にあります。
1通貨単位から取引できることも考えると、MT4の練習用として利用してみるのも良いかもしれません。