外為ジャパンでFX口座を開設する前に知っておくべき欠点とは?
外為ジャパンは人気FX口座のDMM FXと同じく、DMM.com証券が提供するFX取引サービスです。
外為ジャパンでFX口座を開設する前には確認しておきたいデメリットがいくつかあります。
DMM FXに劣るサービス
外為ジャパンとDMM FXはどちらもDMM.com証券が提供しているFX取引サービスですが、外為ジャパンはDMM FXにはサービス面で劣ります。
外為ジャパンとDMM FXの違いには以下のような点があげられます。
会社名 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
最低取引単位 | 10,000通貨 | 1,000通貨 |
通貨ペア | 21種類 | 15種類 |
スマホアプリ | テクニカル11種
描画ツール7種 |
テクニカル7種
描画ツールなし |
取引分析ツール | 〇 | × |
ポイント還元 | 〇 | × |
デモトレード | 〇 | × |
※スマホアプリの機能はiPhoneアプリで比較しています。
DMM FXはサクサク動いて直感的に使いやすいスマホアプリが人気のFX会社ですが、外為ジャパンのスマホアプリは操作性や機能性においてDMM FXよりも劣ります。
PC取引ツールにはそれほど大差はありませんが、過去の取引内容を自動的にグラフ化してくれる「取引通信簿」は外為ジャパンでは利用できません。
また、取引に応じたポイント還元なども外為ジャパンにはないので、唯一外為ジャパンが優っているのは1,000通貨単位から取引可能という点だけになります。
外為ジャパンとDMM FXのさらに詳しい比較については以下のページをご参照ください。
取引通貨ペアが少ない
外為ジャパンで取引できる通貨ペアは、他のFX会社と比較して少なめの15通貨ペアとなっています。
ほとんどのFX会社では20〜30種類の通貨ペアが取引できることを考えると、外為ジャパンの取扱通貨ペアはデメリットと言えます。
とは言え、主要な通貨ペアは全て取り扱っているので、マイナー通貨ペアの取引をすることがなければ外為ジャパンでも十分にFX取引ができます。
外為ジャパンの取引通貨ペア一覧
デモトレードができない
ほとんどのFX会社では、実際の取引ツールを使ってデモトレードができます。
リアルに資産を運用する前にバーチャルトレードで練習ができるので、初めて使うFX会社ではデモトレードを利用したいところです。
外為ジャパンではデモトレードの提供をしていないので、FX初心者の方には特にデメリットと言えるでしょう。
分析ツールや情報提供は必要最低限
チャートツールのテクニカル指標が豊富なFX会社では、様々な手法でテクニカル分析ができます。
また、マーケット情報の配信や、為替ディラーのコラムなど、FX取引に役立つ情報を豊富に配信しているFX会社もあります。
外為ジャパンに関しては、FX初心者や初級者をターゲットにしていることもあり、分析ツールや為替情報の発信は必要最低限に絞り込んでいます。
重要な情報やツールに絞り込んでいる方がシンプルで使いやすいというトレーダーもいれば、外為ジャパンでは物足りないというトレーダーもいます。
FXを始めたばかりで情報の取捨選択が難しいと言うことなら、選択肢を絞り込んでくれている外為ジャパンを利用してみるのも良いでしょう。
外為ジャパンのメリットとは?
外為ジャパンには上記のようなデメリットがありますが、反対に外為ジャパンでFX口座をもつメリットもあります。
外為ジャパンのFX口座が選ばれるのはナゼなのか?次は外為ジャパンの強みについて解説していきます。
初心者向けのシンプルで見やすい取引画面
外為ジャパンの最大の強みであり、ユーザーからも高く評価されているポイントは、取引画面の使いやすさです。
外為ジャパンの操作説明を読まなくても直感的に分かりやすく、初めてのFXでもすぐにトレードに慣れることができます。
スマホアプリも同様にシンプルで見やすいレイアウトになっていて、FX初心者でもすぐに操作できるでしょう。
4種類ある取引ツールはどれもシンプルで分かりやすく、パソコンやスマホ操作に自信がない人でも簡単に扱うことができます。
高機能なツールや豊富すぎるテクニカル指標は、初心者のうちは難しく感じることもあります。
外為ジャパンの取引ツールには無駄なものがなく、それでいて必要最低限の機能は完備しているのが特徴です。
24時間安心のサポート
また、LINEでの問い合わせにも対応していて、チャット感覚で質問ができます。
電話LINE共に待ち時間も少なく、コールセンターの対応が良いことでも評判のFX会社です。
外為ジャパンのスプレッド
以下の表は外為ジャパンのスプレッド、及び16社中に占める外為ジャパンの順位を示したものになります。
調査対象のFX会社はメジャーなFX会社と評判が良いFX会社を選出して16社としました。
外為ジャパンのスプレッドは、全ての通貨ペアにおいて条件は良いと言えます。
通貨ペア | スプレッド | 順位 |
---|---|---|
![]() 米ドル円 |
0.2銭 | 5位 |
![]() ユーロ円 |
0.5銭 | 9位 |
![]() ポンド円 |
1.0銭 | 7位 |
![]() 豪ドル円 |
0.7銭 | 10位 |
![]() ユーロドル |
0.4pips | 10位 |
![]() 南アランド円 |
1.0銭 | 10位 |
※スプレッド調査日:2021/4/7
※原則固定(例外あり)
※現在コロナウイルスの感染拡大に伴い、スプレッドが不安定な状態が続いております。正確なスプレッドに関しては外為ジャパン公式サイトにてご確認ください。
外為ジャパンのスワップポイント
以下の表は外為ジャパンのスワップポイント、及び18社中に占める外為ジャパンの順位を示したものになります。
スワップに関しては通貨ペアによってバラつきがありますが、外為ジャパンの強みはマイナススワップが少ない点です。
売りポジションを持つことが多いなら、マイナススワップが少ない外為ジャパンはおすすめです。
通貨ペア | スワップ | 順位 |
---|---|---|
![]() 米ドル円 |
10円 | 4位 |
![]() ユーロ円 |
-11円 | 4位 |
![]() ポンド円 |
13円 | 4位 |
![]() 豪ドル円 |
1円 | 2位 |
![]() 南アランド円 |
100円 | 1位 |
※2021年4月7日時点の最新のスワップポイント
DMM.com証券の会社概要
外為ジャパンは会社名ではなく、DMM.com証券が提供するFX取引サービスの名称です。
DMM.com証券では、DMM FXと外為ジャパンの二つのFX取引サービスを提供しています。
DMM.comグループは、グループ全体の売上高が2,000億円を超える、IT業界のトップ企業です。
1986年に創業者の亀山敬司氏が石川県でレンタルビデオ店を開店した後、ビデオのネット販売や動画配信により急成長を遂げ、現在では超大手IT企業にまで成長しました。
近年は仮想通貨交換業や欧州サッカークラブの運営、人材育成業など多角的に事業展開しています。
現在国内には50を超えるFX会社がありますが、その中でもDMM.com証券は大手のグループ企業と言えます。
通貨ペア | 15通貨ペア |
---|---|
最低取引通貨単位 | 1,000通貨単位 |
ロスカット | 証拠金維持率60%以下 |
クイック入金 | 340行 |
自動売買 | × |
デモトレード | × |
信託保全 | ○ |
自己資本規制比率 | 366.4%(令和2年12月末) |