03/15: 03月15日(月)
<東京> ドル円、上値は限定的か
前週末のNY市場でドル円は行って来いの展開となった。2月米小売売上高が予想より強い内容だったと伝わると、米個人消費の改善期待から円売り・ドル買いが強まり、アジア時間の高値90.75円を上抜けて上昇に弾みが付いた。一時2月23日以来の高値となる91.09円まで値を上げた。ただ、買い一巡後は売りに押された。3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が予想より弱い内容となったことを手掛りに売りが出たほか、市場関係者からは「91円台には断続的に売り注文が観測されている」との声が聞かれ、上値の重さを嫌気した売りが優勢となった。米長期金利が低下したことに伴う円買い・ドル売りも入り、一時90.27−30円まで下押しした。本日の東京市場では、9時1分に3月ライトムーブ英住宅価格、14時に2月消費動向調査が発表されるほか、3月の月例経済報告が公表される。市場では、日銀が早ければ今週の金融政策決定会合で追加の金融緩和を実施するとの思惑が台頭しており、ドル円の下値を支えるとの見方がある。一方、上値では年度末を控える国内輸出企業などからの売りが厚く、一方的な円安進行も見込みづらい。市場関係者からは「週末のNY市場では、FRB副議長の後任に、ハト派のイエレン・サンフランシスコ連銀総裁が有力との観測が広がったこともドルの重しとなった」との指摘があった。
<欧州> ユーロドル、1.3800ドルレベルに注意
本日の東京市場では、ドル円は上値の重い展開となった。週明け早朝の取引では、温家宝中国首相が全人代終了後の記者会見で、「人民元は過小評価されていない。他国が強制的に通貨の切り上げを迫ることには反対」と述べたことを受けて、一時90.97円の高値まで買われる場面がみられたものの、先週末高値の91.09円が意識されたほか、本邦輸出勢からの戻り売りが上値を押さえた。輸出勢が売り遅れているとされているユーロ円が、一時125.36円の高値まで上昇したことを受けて実需の売りが強まった一面もあった。市場では、「ゴトー日の仲値後には、まとまった規模のクロス円の売りが観測された」との声も聞かれている。ドル円は一時90.55円の安値まで下押しした。また、上海株式市場が1%以上の下落となったことも売りを後押しした。欧州市場では、17時15分に2月スイス生産者輸入価格が発表される。18時30分にはトゥンベルグゲレルECB理事の講演が予定されている。ユーロドルは、アジア時間からクロス円の売りにつれるかたちでじり安の展開となっているが、市場参加者からは「1.3790-00ドルにまとまった規模の売りが観測されていることから、これをバックにショートにしている向きが多い」との声が聞かれている。ただ、1.3800ドルを上抜けた場合はストップロスの買いも集まっており注意が必要だ。
<NY> 米経済指標とユーロ圏財務相会合に注目
本日の欧州市場では、ポンドドルが大幅に下落。16時過ぎに一時1.5207ドルまで上昇した後は、一転売りが優勢に。英国の財政を巡る懸念や英政局の先行き不透明感が意識される中、中東勢からまとまった規模のポンド売りが出されると一時1.5021ドルまで値を下げた。市場関係者からは「英保険大手プルーデンシャルによる米保険大手AIGアジア部門の買収絡みのフローが出たとの噂があった」との声が聞かれた。また、ポンドドルの下落につれて、ユーロドルも軟調。「ロシア勢からの売りが出た」との指摘もあり、一時1.3701ドルまで下げた。NY市場では、21時30分に3月米NY連銀製造業景気指数、22時に1月対米証券投資動向、22時15分に2月米鉱工業生産指数/設備稼働率、16日2時に3月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数が発表される。市場では、3月米NY連銀製造業景気指数や2月米鉱工業生産指数、NAHB住宅市場指数の予想からのブレに注目が集まっている。また、ギリシャの財政再建計画追加措置の提出期限を明日に控えて、ユーロ圏財務相会合にも注目したい。なお、ユーロドルについて市場関係者からは「1.3790−1.3800ドルにはまとまった規模の売り注文が観測されており、上値では戻りを売りたい向きが多い」との声が聞かれている。
前週末のNY市場でドル円は行って来いの展開となった。2月米小売売上高が予想より強い内容だったと伝わると、米個人消費の改善期待から円売り・ドル買いが強まり、アジア時間の高値90.75円を上抜けて上昇に弾みが付いた。一時2月23日以来の高値となる91.09円まで値を上げた。ただ、買い一巡後は売りに押された。3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が予想より弱い内容となったことを手掛りに売りが出たほか、市場関係者からは「91円台には断続的に売り注文が観測されている」との声が聞かれ、上値の重さを嫌気した売りが優勢となった。米長期金利が低下したことに伴う円買い・ドル売りも入り、一時90.27−30円まで下押しした。本日の東京市場では、9時1分に3月ライトムーブ英住宅価格、14時に2月消費動向調査が発表されるほか、3月の月例経済報告が公表される。市場では、日銀が早ければ今週の金融政策決定会合で追加の金融緩和を実施するとの思惑が台頭しており、ドル円の下値を支えるとの見方がある。一方、上値では年度末を控える国内輸出企業などからの売りが厚く、一方的な円安進行も見込みづらい。市場関係者からは「週末のNY市場では、FRB副議長の後任に、ハト派のイエレン・サンフランシスコ連銀総裁が有力との観測が広がったこともドルの重しとなった」との指摘があった。
<欧州> ユーロドル、1.3800ドルレベルに注意
本日の東京市場では、ドル円は上値の重い展開となった。週明け早朝の取引では、温家宝中国首相が全人代終了後の記者会見で、「人民元は過小評価されていない。他国が強制的に通貨の切り上げを迫ることには反対」と述べたことを受けて、一時90.97円の高値まで買われる場面がみられたものの、先週末高値の91.09円が意識されたほか、本邦輸出勢からの戻り売りが上値を押さえた。輸出勢が売り遅れているとされているユーロ円が、一時125.36円の高値まで上昇したことを受けて実需の売りが強まった一面もあった。市場では、「ゴトー日の仲値後には、まとまった規模のクロス円の売りが観測された」との声も聞かれている。ドル円は一時90.55円の安値まで下押しした。また、上海株式市場が1%以上の下落となったことも売りを後押しした。欧州市場では、17時15分に2月スイス生産者輸入価格が発表される。18時30分にはトゥンベルグゲレルECB理事の講演が予定されている。ユーロドルは、アジア時間からクロス円の売りにつれるかたちでじり安の展開となっているが、市場参加者からは「1.3790-00ドルにまとまった規模の売りが観測されていることから、これをバックにショートにしている向きが多い」との声が聞かれている。ただ、1.3800ドルを上抜けた場合はストップロスの買いも集まっており注意が必要だ。
<NY> 米経済指標とユーロ圏財務相会合に注目
本日の欧州市場では、ポンドドルが大幅に下落。16時過ぎに一時1.5207ドルまで上昇した後は、一転売りが優勢に。英国の財政を巡る懸念や英政局の先行き不透明感が意識される中、中東勢からまとまった規模のポンド売りが出されると一時1.5021ドルまで値を下げた。市場関係者からは「英保険大手プルーデンシャルによる米保険大手AIGアジア部門の買収絡みのフローが出たとの噂があった」との声が聞かれた。また、ポンドドルの下落につれて、ユーロドルも軟調。「ロシア勢からの売りが出た」との指摘もあり、一時1.3701ドルまで下げた。NY市場では、21時30分に3月米NY連銀製造業景気指数、22時に1月対米証券投資動向、22時15分に2月米鉱工業生産指数/設備稼働率、16日2時に3月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数が発表される。市場では、3月米NY連銀製造業景気指数や2月米鉱工業生産指数、NAHB住宅市場指数の予想からのブレに注目が集まっている。また、ギリシャの財政再建計画追加措置の提出期限を明日に控えて、ユーロ圏財務相会合にも注目したい。なお、ユーロドルについて市場関係者からは「1.3790−1.3800ドルにはまとまった規模の売り注文が観測されており、上値では戻りを売りたい向きが多い」との声が聞かれている。


