市況ショートコメント | FX 外為為替/オンライン外国為替証拠金取引の外貨ex

FXトップ > マーケット情報 > 市況ショートコメント

市況ショートコメント

外貨exの市況ショートコメントです。携帯電話のメール向けに毎日配信されているものを一週間まとめてご覧いただけます。

※ 本コメントは、為替に関する客観的情報の提供を目的に作成されています。最終的な投資の判断はご自身の判断でお願い致します。

2010

09/02

(木曜日)

<東京> ユーロ円は国内輸出企業からの売りに注意

前日のNY市場ではドル円が荒い値動きだった。序盤は8月ADP雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比1万人減と、市場予想に反し減少したことを受けて売りが先行した。一時83.66円と先月24日に付けた1995年6月以来の安値83.58円にあとわずかに迫った。ただ、時間外のダウ先物が堅調に推移し、クロス円の買いが続いた影響でドル円の下値は堅く徐々に値を戻した。更に、8月米ISM製造業景気指数が予想を上回ると買いが加速。一時84.67円まで値を上げた。一方で、一目均衡表の転換線84.74円がレジスタンスとして意識されたこともあり上値は限られた。本日の東京市場では10時30分に7月豪貿易収支が発表される。予想では31億豪ドルの黒字となっている。米国株が大幅高となっており、日本株も上昇が見込まれクロス円には買いが期待できる。ただ、ユーロ円やドル円が上昇したところでは、国内輸出企業などからの売りが予想されるため、一本調子で値を上げる展開にはならないだろう。ユーロ円の目先のレジスタンスとしては、昨日高値108.62円や8月30日の高値109.56円、ドル円のレジスタンスとしては5日移動平均の84.60円や昨日高値84.67円、一目均衡表の転換線84.74円などが意識されやすく、戻り売りを狙ってみたいところだ。

<欧州> ユーロ圏GDP改定値に注目

本日の東京市場では、ドル円は売られる展開となった。朝方は、NYダウが大幅高となったこともあり、日経平均が上昇するとの思惑から買いが先行。一時84.55円の高値まで値を戻す場面もみられたが、7月豪貿易収支が市場予想を下回る弱い数字となったことを受けて、豪ドル円中心に売られる展開となった。日経平均が、後場に入って上げ幅を縮める動きとなると、一時84.07円の安値まで値を下げている。下値では、83円台に対する市場の警戒感が依然として強く、84円台前半でのもみ合いとなった。民主党の小沢前幹事長が「円の評価が上がることは長期的にみて悪いことではない。協調介入しなければ効果はないが、日本単独でも介入するくらいの覚悟が必要」と述べたことが伝わったものの、反応は限定的だった。欧州市場では、16時30分にリクスバンクが政策金利を発表する。市場では0.25%の利上げを予想している。また、18時には4−6月期ユーロ圏GDP改定値が予定されている。また、同時刻に7月ユーロ圏卸売物価指数が公表される。14時45分に発表された、4−6月期スイスGDPが市場予想を上回る強い数字となったことを受けて、スイスフラン買いが強まっている。ドルスイスフランは一時1.0109スイスフラン、ユーロスイスフランは一時1.2954スイスフランの安値まで値を下げた。また、スイスフラン円は一時83.27円の高値まで値を上げた。市場では、ECB定例理事会を直前に控えており、全般様子をみたいとする向きも多い。

<NY> トリシェECB総裁発言に注目

本日の欧州市場では、ユーロドルが買い戻される展開となった。夕刻に一時1.2776ドルまで値を下げたものの、その後は1.2839ドルまで値を戻した。時間外のダウ先物や英・独の株価指数が下げ幅を縮小したことなどが相場の支えとなったようだ。ただ、市場では「ECB定例理事会を前に、様子見ムードが強い」との指摘もあり、一方的にユーロ高・ドル安が進む展開にはならなかった。ドル円は米景気の先行き不透明感が根強い中、一時84.00円まで値を下げたが、「83円台に対する市場の警戒感は依然として根強い」との指摘があり、その後は84円台前半での値動きが続いた。NY市場では、21時30分に前週分の米新規失業保険申請件数、23時に7月米製造業新規受注、7月米住宅販売保留指数などが発表されるほか、21時30分からトリシェECB総裁の定例記者会見が予定されている。トリシェECB総裁の会見では「市中銀行に対する緊急の融資措置を2011年に入っても継続するかどうか」に注目が集まっている。このほか、このところの米債券相場が荒い値動きとなっていることもあり、米経済指標の結果を受けた米債券相場の動向にも注意したい。ドル円は「84円台半ばから上の水準には売り注文がある一方、83.50−60円にはまとまった規模のストップロスが観測されている」との声が聞かれ、下方向へのリスクが意識される。

2010

09/01

(水曜日)

<東京> 中国PMIや豪GDPに注目

前日のNY市場ではドル円が軟調。6月ケースシラー住宅価格指数や8月米消費者信頼感指数が予想を上回ったことなどを受け買いが先行し一時84.59−62円まで上げた。ただ、月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて、実需筋などからの売りが膨らみ急速に値を下げ83.95円まで売られた。FOMC議事要旨発表後に米国株が下げに転じると一段と売り圧力が増し83.83円まで下落した。ユーロ円も強い米経済指標を背景に107.78円まで買われたものの、ロンドン16時のフィキシングに向け円買いが強まったことや、米国株がマイナス圏に沈んだことが重しとなり106.24−29円まで一時売られた。本日の東京市場では10時に8月中国製造業PMI、10時30分に4−6月期豪GDPの発表がある。予想は中国製造業PMIが51.5、豪GDPが前期比0.9%増、前年同期比2.8%増となっており、予想とのブレに注意したい。また、クロス円は引き続き日本、中国の株価に振り回される展開となりそうだ。ドル円は上値が重くなっていている。5日移動平均線の84.55円や昨日高値84.66円などが目先の戻り目処として挙げられ、日本の当局からの円高けん制などで戻す場面があれば、戻り売りを狙いたいところだ。下値の目処としては、24日の安値83.58円や通貨オプションが観測される83.50円、83.00円などが意識されそうだ。

<欧州> ユーロ圏製造業PMI改定値に注目

本日の東京市場では、ドル円は買い戻される展開となった。朝方は、本邦輸出勢の売りが観測されたことで一時84.02円の安値まで値を下げる場面もみられたが、仲値に向けてのドル買いが出たほか、8月中国製造業PMIが市場予想を上回る強い数字となったことを受けて、豪ドル円中心に値を上げる展開となった。日経平均も堅調に推移。一時84.58円の高値まで上昇している。民主党の小沢前幹事長が「急激な円高には市場介入を含むあらゆる方策を果断に実施する。急激な円高に対処するため、予備費など2兆円を直ちに全額執行する」など述べたことも、買いを後押しした。高値圏では、昨日高値の84.66円を意識した戻り売りに押されたほか、本邦機関投資家からの豪ドル円の売りが上値を重くしている。欧州市場では、16時30分に8月スイスSVME購買部協会景気指数が発表される。17時には8月ユーロ圏製造業PMI改定値、17時30分には8月英製造業PMIが予定されている。また、20時にはMBA住宅ローン申請指数が公表される。ドル円は、「84円台後半から85円台半ばにかけて売りが下りてきている」との声も聞かれており、戻りを売りたい向きも多い。一目均衡表転換線が位置する84.74円が目先戻りの目処として意識されている。また、公務員の大規模ストライキが長期化している南アの国内情勢にも注意したい。南アランド円は、11.10円から下のレベルにはストップロスが観測されている。

<NY> 米重要指標の結果に注目

本日の欧州市場ではユーロドルが買われる展開となった。8月ユーロ圏製造業PMI改定値が予想を若干上回ったことが好感されたほか、予想を下回る8月英製造部門PMIを材料にユーロポンドが一時0.8319ポンドまで急伸した影響を受けた。市場関係者からは「1.27ドル台半ばに観測されていたストップロスを巻き込んで上昇に弾みが付いた」との声が聞かれ、一時1.2813ドルまで値を上げた。英・独の株価指数の上昇を背景に、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方が広がったこともユーロ買い・ドル売りを後押ししたようだ。ユーロ円は107.65円、ユーロスイスフランは1.2989スイスフランまで値を上げている。NY市場では21時15分に8月ADP全米雇用報告、23時に8月米ISM製造業景気指数、7月米建設支出が発表されるほか、フィッシャー米ダラス連銀総裁やエバンズ米シカゴ連銀総裁の講演が予定されている。前日にFRBが公表した8月10日のFOMCの議事要旨を受け、多くの市場参加者が「米景気の下振れリスクがやや大きくなった」との見方を示した。本日発表の米指標次第では米景気の減速懸念からリスク回避的な動きが再燃する可能性が警戒されている。また、ある市場関係者からは「昨日のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングでは、珍しくドル円のまとまった規模の売りが観測されたこともあって、本日もフィキシング絡みのフローに注意したい」との声が聞かれた。日本時間24時前後の動きに注目したい。

2010

08/31

(火曜日)

<東京> クロス円、アジア株の動向に左右される展開

前日のNY市場ではクロス円が大幅安。日銀の追加金融緩和策が予想の範囲内だったと受け止められて売られた欧州市場の流れを引き継いだ。現物の米国株が大幅安となるとリスク回避目的で売りが出て下げ幅を拡大。ユーロ円は107.02円、ポンド円が130.65円、豪ドル円は75.39円まで売られた。また、ドル円は、株安を受けて対ユーロやポンドなどでドルが買い戻された影響で下げ渋っていたものの、米国株が引けにかけて下げ幅が広がると売りの勢いが増し一時84.50円まで下落した。本日の東京市場では10時30分に7月豪小売売上高、7月豪住宅建設許可件数、4-6月期豪経常収支などの発表がある。来月の豪RBAの政策金利に関しては市場では据え置き予想が多数を占めており、今日の豪指標が強い結果となっても利上げ観測が高まる可能性は低い。クロス円全般がアジア株の動向に左右される展開となるだろう。豪ドル円の節目としては、一目均衡表の転換線75.55円や心理的節目となる76.00円、基準線の76.50円などがレジスタンスとして挙げられる一方、サポートは27日安値74.67円や25日安値73.80円などが意識される。その他、月末であるため「仲値通過後は、ドル円、ユーロ円中心に国内輸出企業からの円買いが入りそうだ」との指摘が聞かれた。

<欧州> 独雇用統計に注目

本日の東京市場では、ドル円は売られる展開となった。朝方から、NZの大手金融会社が破綻するとの報道を受けて、NZドル円中心に売りが強まる展開となった。日経平均が寄り付きから大幅に下落すると、下値を試す展開に。月末とあって、仲値に向けての買いが観測されたものの、仲値後は本邦輸出勢の売りも散見され、一時84.12円の安値までじりじりと値を下げた。市場では、「日銀の金融緩和が不十分だとの認識が強い」との声も根強く聞かれており、日経平均は325円安とほぼ安値での引けとなった。クロス円も総じて弱含みの展開となり、ユーロ円は一時106.32円の安値まで下落している。欧州市場では、16時55分に8月独雇用統計、17時30分には7月英消費者信用残高、7月英マネーサプライM4確報値が発表される。18時には、8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値、7月ユーロ圏失業率が予定されている。ドル円が引き続き安値圏での推移となっているが、市場では「84.00円から下のレベルではストップロスが観測されている」との声も聞かれ、下サイドの動きに注意したいところだ。目先では、25日の安値83.91円が目処として意識されているほか、24日の年初来安値83.58円もサポートレベルとなっている。また、一部からは「クロス円が全般チャートの形が悪くなっている」との声も聞かれており、あわせて注視している。

<NY> 米指標とFOMC議事要旨に注目

本日の欧州市場でドル円は買い戻される展開となった。日本、アジア株が下落したことを背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から売りが先行。市場関係者からは「月末を迎えた国内輸出企業からの売りが出た」との声が聞かれ、一時84.06円まで値を下げた。ただ、売り一巡後はショートカバーが優勢に。池田元久財務副大臣が「為替介入をした場合、日銀には非不胎化をしっかりやってもらう必要がある」「ゼロ金利政策導入の可能性もあるべき」などと述べたと伝わると、為替介入への警戒感が高まったとして買い戻しが進んだ。欧州株価やダウ先物が下げ幅を縮めたことも相場の支えとなった。NY市場では22時に6月米ケース・シラー住宅価格指数、22時45分に8月米シカゴPMI、23時に8月米消費者信頼感指数が発表される。また、夜中の3時にはFOMC議事要旨(8月10日分)が公表される。市場では、予想を下回る米経済指標が相次いでいることから、米景気の先行き懸念が強まっている。本日の米指標の結果を受けた米国株や米金利の動向に引き続き注意したい。また、MBSの満期資金を米国債に再投資する事を決めたFOMCの議事要旨については「この会合では反対意見があったことも伝えられており、注目が集まる」との指摘があった。なお、ドル円は欧州時間に一時84.56円付近まで値を戻す場面があったが、「84.00円から下の水準にはストップロスが観測されている」との声も聞かれ、下サイドへの動きに注意が必要だ。

2010

08/30

(月曜日)

<東京> 臨時会合の内容を見極める

前週末のNY市場でドル円は買い戻される展開となった。4−6月期の米GDP改定値が予想を上回ったことで、ショートカバーが先行。予想を下回る8月の米消費者態度指数やインテルの業績予想の下方修正を受けて、高く始まった米国株価が失速すると一時84.37円まで下押ししたが、すぐに持ち直した。バーナンキFRB議長が「必要に応じて追加の金融緩和をする用意がある」と述べると、米国株価がプラス圏に浮上したため円売り・ドル買いが広がった。日本経済新聞が「日銀は週明けにも臨時会合を開催し、追加の金融緩和を決めることで最終調整に入った」と報じたことも買いを促し、一時85.46円まで値を上げた。本日の東京市場では、日銀による追加の金融緩和に絡んだ報道に注目が集まる。日銀は早朝に、9時より臨時金融政策決定会合の開催を発表した。ドル円は一時85.75円の高値まで買われている。ただ、市場からは「追加緩和があってもその効果には疑問符がつく」との声も多く、「新型オペ」の供給額の増加や期間の延長だけでは、既に織り込み済みの可能性が高く「効果は薄い」とみる向きは多い。まずは、臨時会合の内容を見極めたいところだ。

<欧州> 英国はバンクホリデーで休場

本日の東京市場では、ドル円は頭の重い展開となった。週明け早朝から、日銀が本日9時より臨時金融政策決定会合を開催すると公表したことを受けて、買いが強まる展開となった。日経平均が、寄り付きから大幅に値を上げる動きにつれて買われ、一時85.91円の高値まで上昇した。30日のゴトー日とあって、仲値に向けてのドル需要も、買いを後押しした。上値では、19日の高値85.92円が戻りの目処として意識されたほか、ランチタイムに日銀が「新型の6ヶ月物オペを10兆円追加する」ことを決定したものの、金融緩和策が予想の範囲にとどまったこともあり、豪ドル円中心に売りが強まる展開となった。須田委員が反対票を投じ、全会一致での決定とならなかったことも、嫌気売りを誘った。一時85.07円の安値まで値を下げた。欧州市場では、18時に8月ユーロ圏消費者信頼感指数確定値が発表される。英国がバンクホリデーの休場となっていることもあり、市場参加者は限定的だ。ドル円は、白川日銀総裁の記者会見の内容が明らかになるにつれて売りに押されている。一時84.90円の安値まで売り込まれている。市場関係者からは、「市場が早朝から目先ロングとなっており、追加金融緩和について前向きな発言が無かったことから、投げが出ている」との声も聞かれている。白川日銀総裁は「国債買い取りの規模は、現在の規模が最適」などと述べた。

<NY> 円絡みの取引に注目

本日の欧州市場ではドル円、クロス円が売られる展開となった。アジア市場で、日銀の臨時の金融政策決定会合の結果や白川方明日銀総裁の記者会見を受け、全般的に円買いが進んだ流れを引き継いだ。菅首相と白川日銀総裁の会談で、円高対策に踏み込んだ話し合いが行われなかったとの見方も円買い・外貨売りを誘った。ドル円は一目均衡表の転換線が位置する84.75円を下抜けて、一時84.61円まで値を下げた。また、ユーロ円は107.49円、豪ドル円は75.99円、NZドル円は60.05円まで売られた。時間外のダウ先物が下げに転じたことも円買い・外貨売りを誘ったようだ。NY市場では7月米個人消費支出(PCE)や7月個人所得が発表されるほか、ブラード米セントルイス連銀総裁が金融規制に関する会合でスピーチを行う。市場では、英国がバンクホリデーで休場となり流動性が低下する中、円絡みの取引に注目が集まっている。ドル円について市場関係者からは「週明け早朝に日銀の追加金融緩和に対する期待感から、ポジションがロングになっており下方向への注意が必要」との声が聞かれた。また、ドル円相場は米国の長期金利と相関性が高いため、前週末に急上昇した米金利動向にも注意したいところだ。

2010

08/27

(金曜日)

<東京> 日本の経済指標に注目

前日のNY市場ではドル円は頭が重い展開となった。前週分の新規失業保険申請件数が47万3000件と予想よりも強い内容だったことが分かると、米雇用情勢の先行きに対する過度の懸念が後退。時間外のダウ先物が上昇したことにつれて、一時84.74円付近まで値を上げた。ただ、アジア時間に付けた日通し高値84.89円を前に戻りは鈍く、「一目均衡表転換線が位置する84.90円が意識されている」との指摘もあって徐々に上値を切り下げた。高く始まったダウ平均が下げに転じ1万ドルを割り込むと、一時84.32円まで売られた。米7年物国債の入札が好調だったとの見方から、米金利が低下したことも相場の重しとなった。本日の東京市場では8時30分に7月完全失業率、7月有効求人倍率、7月全国CPI、8月東京都区部CPIなどが発表される。円高対策として日銀による金融緩和策の実施が期待される中、「日本の経済指標にも注目が集まっている」との声が聞かれた。一方で、本日のNY時間にバーナンキFRB議長の講演や4−6月期の米GDP改定値を控えていることもあって、市場参加者からは「アジア時間に大きな動きは期待出来ないのでは」との指摘があった。

<欧州> 4−6月期英GDP改定値に注目

本日の東京市場では、ドル円は買い戻される展開となった。朝方は、ダウ平均の下落を受けて日経平均が弱含むとの観測や、月末を控えた本邦輸出勢の売りが強まったことから、一時84.27円の安値まで値を下げた。しばらくは安値圏でのもみ合いが続いたが、ランチタイムに「菅首相が円高対策の対処方針を表明する」と報じられると、一気に買い戻しの動きが強まる展開となった。後場に入って、日経平均が上昇に転じる動きにつれるかたちで買われ、NY時間の高値84.74円を上抜けて値を上げた。15時の東京カットでは、オプションに絡む売りがまとめて観測される場面もみられたが、全般底堅い値動きとなった。欧州市場では、17時30分に4−6月期英GDP改定値が発表される。18時30分には8月スイスKOF景気先行指数が予定されている。ドル円は、一時84.85円の高値まで買われた後、菅首相の対処方針の表明を待っている状況だが、市場では依然として「84.90円から85.20円までには売りが観測されている」との声も聞かれており、戻りを見極めて売っていきたい向きも多い。NY時間のバーナンキFRB議長の講演も控えており、欧州勢も全般様子見といったところか。

<NY> 米GDP改定値に注目

本日の欧州市場ではポンドドルの買いが一時強まった。17時30分の4−6月期英GDP改定値の発表を前にポジション調整で買い戻す動きが入っていたが、結果が前月比、前年同期比いずれも市場予想を上回ると買いが加速。一時1.5539ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、上げたところでは利益確定の売りが厚く上値は限られた。その後は、4−6月米GDP改定値やバーナンキFRB議長の講演内容を見定めたいとして、積極的な売買が手控えられて為替相場全体の値動きが細っている。ニューヨーク市場では21時30分に4-6月期米GDP改定値、22時55分に8月ミシガン大・消費者態度指数・確定値の発表がある。また、23時からバーナンキFRB議長がジャクソンホールで経済見通しについて講演を行う。米GDPの発表の後はダウ先物や米金利の動きに注意したい。バーナンキFRB議長の講演に関しては市場参加者から「追加の金融緩和を示唆する可能性がある」との声と、「具体的な金融政策には触れず、一般論に終始するだろう」との指摘が聞かれ見方が二分している。ドル円は、84.90円から85.20円にかけて売り注文が散見されるものの、「85.20円にはストップロス注文も観測されている」との指摘が聞かれた。

PAGE TOP